桜花 VS 斗貴子編

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Part20 278 名も無き萌戦士


ひょんなことから、斗貴子さんと桜花タンの人格がチェンジしてしまう。
とっきゅんは長年のコンプレックスである、傷・貧乳・寸胴を克服した
パーフェクツ・ボディーを手にいれ、満更でない。
一方の桜花タンはそれら全てを喪失したものの、願っても叶えられなかった
「カズキに一番近いばしょ」を手にいれ、実はかなり嬉しい。
みんなにはナイショで、ということでそのまま生活してみる二人。

桜花の身体でお嬢様気取るのが、ちょっと新鮮なときゅん。
でもゴゼン様(ときゅん仕様)がブチ撒け全開なので、微妙にお里が知れる桜花とっきゅん。

桜花タンの方はカズキと、どきどき接近生活を過ごしている。
だがあんなスカートで、ホムとの立ち回りを演じるのが恥ずかしい桜花タン。
顔を赤くしてスカートを抑えながら、戦ってみたり。
カズキも、なんだか急に女の子らしい仕草をしだしたときゅん(桜花仕様)にときめき。
とっきゅんも中身が桜花だから、元祖と違って素直にカズキに好意を示してみたり。

さんざんお嬢様ライフを満喫したとっきゅんだが、気づくと自分(桜花仕様)がカズキと
ストロベリーなのを知って大焦り。 あたふたと自分に嫉妬するとっきゅん。
確かに傷もない身体を手に入れたが、大切なのはそんなことじゃないと、段々思えてくる。
なんとか元に戻ろうと、躍起になるとっきゅん。
弓でゴゼン様を直接飛ばし、桜花の頭にゴチンとぶつけて無事、身体奪還!!

少し残念な桜花タンは、しかしここ数日の生活に自信をつける。もっとカズキに近づけると。
一方カズキはそうとも知らず、苺モードでとっきゅんに接し、照れたときゅんにブチ撒けられる。
しっかりとトドメをさしながらも、ちょっとだけ素直になってみようかな、と思うとっきゅん。




Part20 377 名も無き萌戦士


思うに、桜花タンはアルコールが入るとエンゼル御前的な側面を見せると思う
海でブラボーが調達したカクテルを間違えて飲んでしまったりなんかして…

桜花 「ああ、カズキンと海に来れるなんて今日はラッキーデーね」
カズキ「ちょ、ちょっと先輩…!?」

ほんのり頬を染めながらカズキの左腕に身体を絡ませる桜花

斗貴子「コラ!な、何をしている!離れろ!!」
桜花 「あらあら?貴方に指図される筋合いはないでしょう。もっとも、カズキンが
     嫌がっているというのなら、やぶさかではありませんが?」(斗貴子の鼻フニフニ
斗貴子「う…あ、いや……カズキィッ!!!」(射抜くような視線
カズキ「え?え?」

状況についていけず困惑するカズキ、もはや殺気すら纏う斗貴子
そしてカズキに絡みついたまま何かを思い付いたように悪魔の笑みを漏らす桜花

桜花 「とはいえ、単なる先輩でしかない私がカズキンを独り占めなんて良くありませんね」
斗貴子「そそ、そうだ離れろ! こういった事は合意と段取りを踏まえた上でだな…(ブツブツ」
桜花 「それじゃあ津村さん?カズキン半分コしましょう、右腕をどうぞ?」(満面の笑み
斗貴子「な、ななななな―――――――!!!」(瞬間湯沸かし器の如く赤面
桜花 「あら、いりませんか?じゃあカズキン独り占めしちゃいます」(右腕にも手を伸ばす
斗貴子「―――――……」

左腕に絡ませた身体をカズキの前方にシフトさせ、カズキを正面から両腕ごと抱きしめる桜花
そのままチラッと後ろを向いて、斗貴子に勝ち誇った笑みを見せ付ける
その様を見せ付けられ、不覚にも「本物のカップルみたい…」と思ってしまった斗貴子
確かに自分じゃこうはいかない
小柄で凹凸の少ない身体、飾り気のない服装、女らしからぬ言動…全ては戦うためのモノ
……イヤ、だ…このままでは本当にカズキを―――

カズキ「お、桜花先輩!?」
桜花 「あらら、体が…?」

カズキの声で我に返った斗貴子の目に飛び込んできたのは、砂浜に倒れこむ桜花と
それを介抱するためにと抱き上げようとしているカズキ
しゃがみ込んで様子を見てみると、ほんの微かにアルコールの匂いが…

カズキ「ど、どうしよう?とりあえず日陰に…」
斗貴子「いや、彼女は私が介抱する。キミは戦士長を探してきなさい」
カズキ「でも斗貴子さん一人じゃ桜花先輩を運べな…」
斗貴子「少なくともキミよりはトレーニングを積んでいるぞ、侮らないでほしいなカズキ」
カズキ「わ、わかった、じゃあ桜花先輩を頼むよ」

戦士長を探しに走り出したカズキの後姿を眺めながら溜息をつく斗貴子
これ以上カズキと桜花を二人きりにしてなるものか…という思惑があったかどうかはわからない
視線を戻すと、横になったままの桜花が同じ方向を見て笑っていた

桜花 「残念、カズキン逃がしちゃいました」
斗貴子「まったく、未成年が飲酒とは生徒会の名が泣くな」
桜花 「…津村さん?」
斗貴子「なんだ?」
桜花 「カズキン半分コしなくても良かったんですか?」
斗貴子「―――っ、だいたい私はそういう…」
桜花 「そうですよね、やっぱり津村さんも独り占めしたかったんですよねーウフフ」
斗貴子「ったく…ホラ!日陰まで運んでやるから腕をあげて!」
桜花 「あらあら?否定はしないんですね、津村さん?」
斗貴子「五月蝿い!!」



Part20 838 名も無き萌戦士


ある日カズキは桜花から産着を着せられた赤子大のものを渡される
 桜 「ごめんなさい。私役員会があって。しばらくの間、お願い!」
 カ 「え?ちょっと・・・まいったなぁ」
そのモノはむずがって収まらない。
 カ 「弱ったな。あ〜よしよし」
必死であやすカズキの後ろをたまたまトキコさんが通りがかる。何をやっているのかと聞き耳を立てていると
 カ 「こんなことになるなんて…。桜花先輩はああ見えて強引なんだから。
    あの時(さっき)はっきりと断るべきだったんだ。」
 ト 「!!!!???」
 カ 「オレにも責任はある。でも最初に持ちかけてきたのは桜花先輩なのに。…ブツブツ…」
 ト 「カ…カズキ…、キミって人は…」
真っ青なトキコさん。
 カ 「あ、トキコさん。見て見て。オレと桜花先輩の共同作品。」
 ト 「バカァ!!!!」
泣きながらカズキをぶんなぐろうとするも、結局殴れず走り去るトキコさん。一言
 ト 「…桜花は…泣かすんじゃないぞ…」

訳が分からず、立ちつくすカズキ。その両手には桜花とカズキに悪ふざけで産着を無理矢理着せられた
御前サマが抱かれていた。




Part39 247 名も無き萌戦士


ブ「黒い核鉄についての潜入調査…君にしか頼めないんだが、引き受けてくれるか」
桜「…わかりました(二重スパイに徹することに決定ですわね…)」
ブ「では今すぐにでも女学院に潜入してくれ。以前に戦士・斗貴子が任務に使用していた制服を用意した。」

〜数分後〜
桜「…あの、この制服…」
ブ「…いや、なんと言うか…ブラボーだな」
桜「サイズが小さくておへそが出ちゃうんですけど…スカート丈が短すぎて下着が見えちゃいそう…」
ブ(着る人間が違うとここまでマニアックな色気が醸し出るものなのか…)
桜「それにムネが拷問具のようにきつくて…」
ばりっ(袖が破れた)
ブ「…すまん。ちゃんとしたサイズのを用意する。」

後にこの話を聞いたパピヨンは大爆笑、斗貴子は鬼のように怒ったらしい…



Part39 263 名も無き萌戦士


パ「女。そんな事は有り得ないが、もし武藤が元に戻れず、自分に始末をつけたらどうするんだ?」
斗「あのコと私は一心同体だ。その時は私も死ぬまでだ」
パ「…オレはともかく、なぜ貴様が、武藤のためにそこまで必死になれる?」
斗「私にとってカズキは特別な存在なんだ!貴様ごときに故がわかってたまるか!」
パ「やれやれ…こんな狂戦士に愛されるとは、武藤も女運がないものだ」
斗「なっ!?わ、私とカズキはそんな間柄では…!(///)」

桜「…エンゼル様、射って、炒って、煎って、逝 か せ て お し ま い!!」



Part39 293 名も無き萌戦士


斗「な、なんだこの板は!?ブレーキは何処についている!うひゃあ、滑り出したぞ!!」

なれないスキーにとまどう斗貴子、そのとき…

シャッ

カ「大丈夫?斗貴子さん。もしかしてスキー初めて?」
斗「あ、ああ。カズキは得意なのか?教えて貰えるなら有難いんだが…」
カ「任せて!何を隠そうオレはスキーの達人だぁー!!まずはボーゲンの練習からいくよ。」
斗「ぼーげん?」
カ「うん、ボーゲンって言うのは…ペラペーラペラペーラペラリーノ…」

カズキがボーゲンの説明をしていると、遥か上の方から響いてくる轟音。

シュゴォォォォ

桜「きゃ〜、ムトウくん助けて〜。止まらな〜い♥」

シャッ

漆黒の影が、華麗にゲレンデを横切る。

パピ「なんだ腹黒、貴様が滑れないとは意外だな。俺がマンツーマンで教えてやろう。」

桜花を無理やり引っ張っていくパピヨン。

桜「ちょっ、やだ、ムトウく〜ん・・・・・・・」
カ「ペラペーラ・・・ん?いま桜花先輩の声しなかった?」
斗「気のせいじゃないか?(パピヨン、今回だけは感謝してやろう…)」



Part39 302 名も無き萌戦士


斗貴子(桜花は今イチ信用ならないし パピヨンは論外だが
     カズキに対する桜花の信頼と パピヨンの執着は本物だ
     ……そう、桜花がカズキに抱いてる感情はあくまで信頼
     恋とか愛とかそういう甘酸っぱいモノでは無いハズだ!
     だが……さっき地味にカズキ君とか言ってなかったか?
     今までは武藤クンと苗字だったハズなのに名前で…
     もしかして何か心情に変化が!?
     いや そんな事は……だがもしかして桜花もカズキが……?)
斗貴子「大丈夫! (桜花がカズキをどう思ってるかの把握は)なんとかする!!」
カズキ『…わかった』


斗貴子「ゴゼン! もう一回桜花と話をさせてくれ!ひとつ聞きたい事がある!」
桜花『……何ですか?津村さん』
斗貴子「……い、今まではお前はカズキを武藤クンと呼んでいたハズだが、さっきはカズキ君と呼ばなかったか?」
桜花『? そう呼びましたけどそれが何か?』
斗貴子「あ、ああ、大した事じゃないぞ…お前が呼び方を変えたからもしかして戦団内のカズキの扱いに変化があったのかと……」
桜花『津村さん……私は前からカズキ君とも呼んでますけど……』

斗貴子「…へ?」

桜花『津村さんと話した時にもそう呼んだ事があったじゃないですか、あの太と細が襲ってきた時くらいに」
斗貴子「……そうだったか?」
桜花『それだけですか? これ以上は怪しまれるからもう切りますね』

斗貴子「勘違いだったか……良かった良かった」



Part40 380 名も無き萌戦士


関連SS

学校帰りにて
秋水「おや・・・校門のところにいるのは武藤じゃないのk」
桜花「あら、武藤君今帰り?せっかくですから二 人 っ き りでロッテリやにでもいきませんか?」
カズキ「あ・・・えと・・・いいんですか?オレなんかと二人っきりで行っちゃって。」
秋水「そうだとも。俺もいr」
桜花「良いに決 ま っ てますわよ。(アルカイックスマイル)」
カズキ「でも・・・その、あの・・・・」
秋桜「「?」」
カズキ「だって聞きましたよ?桜花先輩には既に恋人がいるって。」

秋桜「何(だと!!)(ですって!!)」

秋水「馬、馬鹿な!!いつのまに姉さんに恋人なn」
桜花「だ誰ですの!?そそんな出鱈目を武藤君に吹き込みやが・・・いえ、教えたのは?」
カズキ「オレはまひろに教わったんだけど、学校中で噂になってますよ。蝶々仮面のオシャレな人と付き合ってるって。」
桜花「なっ・・・・・・一体誰がそんなデマを!」
    『おいカズキ、遅いぞ。何をしている!』
カズキ「あ、それじゃあ先輩、俺行きますね?」
桜花「あ・・・ちょっと!」
秋水「ね、姉さん?大丈夫かうわぁ!!(足元にイキナリ弓矢射ち込まれた)」
桜花「うるさいわよ秋水君!全く・・・こんな噂を流したのが何処の傷女かは存じませんが、
   必ずや蜂の巣にして差し上げますわ・・・フフフッ(サタニックスマイル)」

TQN(いいぞいいぞ・・・・・・これでこそ剛太を使って噂を広めた甲斐があったというものだ。
    これで、カズキは私だけのもの・・・・)
カズキ「あれ?どうしたの斗貴子さん。」
TQN「ん?あぁなんでもないぞ。それより今は気分が良い。缶青汁を1本奢ってやろう。」



Part41 148 名も無き萌戦士


放課後、生徒会の仕事を終えた桜花は、夕焼けの校庭で話し込むカズキと斗貴子さんを見つけた
しかし斗貴子さんの手はどこか不自然な位置で留まっている
「斗貴子さん、なんで手をそんな風にしてるの?」 「いや、何となくだ…何か変か?」
よく見ると、並んで地面に伸びる二人の影は、斗貴子さんが腕を留める事で手をつないでいるように見える
それに気付いた桜花は二人に駆け寄っていった
「あらあらお二人さん、仲がよろしいですわね」 「なっ!(///)」
桜花の影は、まるでカズキの影に接吻するかのような重なり方をしている
「カズキ帰るぞ!今日はトレーニングだったろう!」 「え?今日は休みだってブラボーが…うわぁ!?」
急にムキになってカズキを引きずっていく斗貴子さんを意地悪な笑顔で見送る桜花
「ウフフ、まあ…せいぜい頑張りなさいな」



Part41 180-182 名も無き萌戦士


『バイト』

斗「…注文は何だ?」
桜「あら、もう3回も言ったわよ。私の注文はス・マ・イ・ル♪」
斗「それは売り切れだ!」
桜「あらあら、誰かさんに買い占められちゃったのかしら」
斗「(///)だ、誰がそんな事を…って注文しないなら帰れ!」
桜「あらあら、最終学歴小学校中退のあなたがちゃんと社会復帰できるか心配で来てあげたのに」
斗「余計なお世話だッ!」
チキチキ
桜「キャー!人殺しー!!ここは変人バーガーじゃなくて殺人バーガーよー!!」
斗「だまれ!」
ガシャァ!!
バイト「テンチョー!!」

桜(フフ、バイト代で武藤クンにクリスマスプレゼントを買うつもりなのでしょうけど、今壊した分で帳消しね [作戦フェーズ1])

大「あ、ホントに斗貴子さんがバイトしてる」
斗「!?」
桜(予定通り。フェーズ2の開始よ)
カ「どうしたの?みんなにナイショでバイトなんか始めて」
斗「い、いちいち皆に報告しなくちゃいけないわけじゃないだろう」
カ「そうだけどさ…」
六「この中の誰かに知られちゃ困るのかな」
岡「クリスマスプレゼントか!うらやましいぞカズキィ!!」
斗「だまれエロス!誰がプレゼントなど買うものか!これは生活費だ!!」
桜「あら、そうなの?残念ね武藤クン」
 (言質は取ったわよ)
カ「…そっか、頑張ってね」
斗(違うんだカズキ!いや違わないけど違うんだ!!これは『二人での』生活費なのだから…)

斗「…で、何でお前もここでバイトしなくちゃならないんだ?」
桜「あら、もちろんプレゼントのためよ[フェーズ3]それより調理場へ戻りなさい」
斗「チッ…」

カ「アレ、今度は桜花先輩?」
桜「あら、いらっしゃい。DXストロベリースペシャルをサービスしちゃうわよ」
カ「こんなに飲みきれないなぁ」
桜「大丈夫よ。さぁカズキクンはそっちから飲んで。で、私がこっちから―」
ドゴォ!ゴワシャーン
カ「うわぁなぜか灼熱した鉄板(パティ焼き用)が(((;゜Д゜)))」
桜「ちょっと!危ないじゃないの!!」
バイト「テンチョォォー!!」
店長「もしもし、オーナー!私この店閉めます!!」

こうして「変人バーガー」は「修羅バーガー」に…



Part41 215,217,219,241,242 名も無き萌戦士


『続・修羅バーガー』

震「さぁやってまいりました!銀成市の新名所・修羅バーガー
  今日も2人の鬼気迫る対決を一目見ようと多くの市民が集まっております」

桜「次に入ってきた客の注文を早く作り上げた方がカズキクンとランチ、でどう?」
斗「いいだろう」

震「さぁ勝負の方法も決まったようです。店長はもうどうにでもなれという表情を浮かべております」

ウィーン

斗・桜「いらっしゃいませ〜」
太・細「ハンバーガーセットAを100コ」
斗「100コ!?」
桜「こ、これはランチ程度じゃ済まないわ!『アフターディナー』を賭ける価値があるわよ!」
斗「ディ、ディナーの後だとぉ〜(///)」

震「さぁ『アフターディナー』の権利を手にするのはどっちだ!?試合開始です」
カーン!
震「おおっと早坂選手流れるような手捌きでつぎつぎとレタスを盛り付けていきます
  まるで舞を舞っているかのような優雅な動きにギャラリーも大興奮です」
「ワーワー」「ムーン」ヒャッホゥ!」
震「一方の津村選手も負けてはいない!力業でハンバーガーをねじ伏せる!
  豪快にケチャップをぶち撒けるその姿に会場は大歓声だ」
「キャーキャー」「ポッ」「ブラボーだ」
震「あぁっと!いつの間にかエンゼル御前が手伝ってる!?
  かと思えばこっちはバルスカでパティを返しているっ!
  もはやルール無用の残虐ファイトに突入だぁー!!」
斗「こいつ!腹黒だけでは飽き足らず…卑怯者めッ」
桜「何よ!御前様は私の分身よ。それにあなただって武装錬金を使ってるじゃない!」
斗「これは私の手足だっ!」

震「まさに闘争本能むきだしで戦う二人。そして勝負はいよいよ大詰めです!」

斗・桜「残り10コ!!」

バイト「ちょっと!2人共なに遊んでるの?さっきの注文は私がもう出しちゃったわよ」
斗・桜「エ゛えぇー!!」
震「こ、これは大ハプニング!元祖バイトさんが大逆転勝利で『アフターディナー』権獲得だぁ!!
  …というわけで、リポーターは鈴木震洋でした。また来週〜」
桜「認めませんわよぉ〜!!」
斗「カズキは私のモノだぁ〜」

カ「えっと…どういう事?」
桜「勝負の結果だもの仕方がないわ。浮気の1回や2回、男の甲斐性よ。誰が本気か忘れなければ」
斗「何が本気だ!いや、私はキミを信じているからな」
カ「ますますわからない…」

カ「―で、とりあえずココに来たんですけど」
バイト「あの2人勝手に休んで何をやってるの!?」
カ「すいません…」
バイト「アナタが謝ってもしょうがないでしょ…。でも、もしヒマなんだったら手伝ってくれない?」
カ「あ、そんな事でよければ」

御「とりあえずストロベリー展開はなさそうだな」
桜「あってたまりますか!」
御「さすがは"私のモノ"だな」
斗「アレは言葉のアヤで…(///)」

カ「俺は何を隠そう清掃の達人だ!」
バイト「なかなか飲み込みが速いわねー。じゃ、接客もやってみる?」
カ「お願いします!」
バイト「いい?接客の基本は笑顔!どんな変態がやってきても笑顔を絶やしちゃだめよ。
  うちはメニューにもスマイルが載っているくらいなんだから」
カ「うーん、こうかな?」
キュピーン!!
バイト(な、何なのこの感覚は? ドキドキ)
カ「どうでした?」
バイト「え? あ、とってもよかったわぁ」
店長「ん、また新人か…まぁ好きにやってくれ」
バイト「あ、テンチョー!私もう少しバイト続けます!」

斗「またライバルが1人…」
桜「今のうちに消すなら手伝いますわよ」



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