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パピヨン編
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>>[01]<<
今日も、あいつが来た。
「御注文はお決まりですか」
「今日はこの新しいのにしよう☆ 月見タツタバーガー」
「は、はい。お、お召し上がりは」
「こちらで☆」
「…ありがとうございました。ワンツキミタツタプリーーーーーーーズ!!」
変態バーガーの異名をとるようになってから一ヶ月。この店にはいまや私と店長しかいない。
だからバックにいる人は大車輪で働かなければならない。
体も壊しかけたけど、それを乗り越えたらすごくタフな肉体と精神が頼みもしないのに身についた。
でも。
「んー、今度のバーガーは肉汁が足りないね☆」
「そ、そうですか。たいへん、も、申し訳ありません…お取替えを」
「いいよ別に☆そこまで食べるのに難儀はしていないよ」
前開きのぱっつんぱっつんのレオタードに蝶のマスク。
あのでかいのとほそいのがいなくなったのに、こいつだけはまだ来る。
顔のアップが、耐えられない。イヤとかじゃなくて…ダメ。異次元。
これを理解したら一生もどってこれないような。
「おや? キミ顔色が悪いねえ」
「あ、大丈夫です。ありがとうございます」
「体には気をつけたほうがいいよ。僕みたいになりたくなければね」
…?
「なに、こっちの話さ」
でも私は一瞬見てしまった。マスクの向こうの、底知れぬ寂しそうな顔。
もしかして、この人、なにか大変なことがあって…それでこんな格好を?
私、なにか勘違いしていたのかも。そうよ、考えてみたらこの人、別に何も悪いことしてないじゃない。
…ツケは溜まってるけど。
「あの」
「なんだい?」
「がんばってくださいね」
あ、しまった。思わず口から余計なセリフが。
でもまあいいや、これでこの人がちょっと気分がよくなってくれて、
ついでにここから出て社会復帰を果たしてくれれば…
「偽善者め」
「ええ!?」
ひどい言い草だ。偽善者。たしかにそうかもしれないけど。それはないんじゃない!?
「でも」
「え?」
「…キミのこと、少し気に入った」
…
て、テンチョー!!!!
関連レス
領収書のお名前は?」
「パピヨン」
「え?」
「パ ピ ヨ ン(はぁと」
「テンチョーーー!!」
鷲尾の直球恋愛相談
鷲「知ってるぞ。これは確か恋の悩み相談というもの…」
斗(嫌な予感はしてたんだ…『ワッシーの恋愛相談所』などとフザけた看板
の時点で敬遠するべきだった。…これも最近カズキが私を放っとくから)
パ「鷲尾はどんな悩みごとでも直球でズバリと解決するぞ。よかったな」
斗「貴様は良いからどっかへ消えろ。さっさと用を済ませて私は帰るぞ」
パ「客の癖になんと傲慢な可愛げの無い女だ。…武藤がココに来るのも
時間の問題だな(はぁと」
斗「うるさい!どうせ私は可愛げの無いガサツな女なんだ…」
パ「なんだもう自己解決してるじゃないか。鷲尾、よくやった。褒美だ」
鷲「ありがとうございます創造主。ああ、ウサギだ(おいしい)」
斗「ちょっと待てぇえ!まだ相談してないぞ私は!」
パ「だからその性格を直せば解決だろうに。さぁ帰った帰った」
斗「二度とくるか!それとここの事は戦団に報告するからな!
ホム討伐隊が来ない内に店をたたむ事だな。それでは失礼する!」
パ「なんてムカツく女だ。武藤はあんなののどこが良いのかね?
奴は俺の美的センスに一部理解を示すのに女の趣味はまるでダメだね」
鷲「助言が出来なかったのが少し残念です、創造主」
パ「あの女になんてアドバイスするつもりだったんだ?」
鷲「春が来る前に巣作りを」
パ「お前はそればっかりだな」
干支にちなんで、鷲尾召喚!人間時代の蝶野と鷲尾の日常ひとコマ
蝶「鷲尾、いるか」
ガシィッズドバキャガシャドスーーン!(屋根を壊して登場)
鷲「何か御用ですか創造主」
蝶「…。まぁいい。悪いが使いを頼まれてくれるか。薬を貰ってきてくれ」
鷲「かしこまりました」
蝶「必要なのは、頭痛薬、胃腸薬、うがい液、解熱剤、抗生物質、
滅菌ガーゼ、消毒液、それから…」
鷲「…確かに承りました。では早速。普通に歩いて行く事にします」
そう言って蝶野の部屋を出ていこうとドアの方へ向かった鷲尾だが
そこで立ち止まったまま動こうとしない。
蝶「どうした鷲尾。俺は大丈夫だから用事を早く済ませてこい」
鷲「申し訳ありません創造主。…貰う薬が何か忘れてしまいました…」
蝶「そうだったな。お前は鷲型ホムンクルス。トリ頭なのは仕方ない事だ」
鷲「すみません、創造主」
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