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Part20 874 名も無き萌戦士


ある日の夕方、何気ない一言からそれぞれの家族についての話しになった。

「妻と子供には、オレの仕事の内容は知らせていない…」
「戦士長…やはり危険ですからね…辛いとは思いますが」
「否!理由は一つ、カッコいいからだ!!」
(こ、この人は…)

数日後、街中(変態バーガー?)でカズキ&斗貴子さんと一緒にいるところに
偶然にもブラボーの家族とばったり出くわした。
「紹介しよう、俺の妻と娘だ」(ブラボーコート着用)
「あらアナタ、こちらの方々が仕事先のお仲間ですか?」
(正解だけど、何故そう見えるのだろう…)

とりあえず、それぞれ軽く自己紹介を済ませたところで斗貴子さんが口を開いた。
「あ、あの…(こんな格好した)ご主人の仕事が気になることはないんですか?」
「そうですね。でも、少しくらいミステリアスなほうが…」
「おとーさんかっこいーから!」
「はっはっは。色男はつらいな!」
(この夫にして、この家族ありか…)

なんとなく羨望の眼差しを向けるカズキを視界の端に捉えつつ、
妙に納得と(自覚の無い)将来への不安をおぼえる斗貴子さんだった。




Part20 826,827,829 名も無き萌え戦士たち


五月のある日の朝。
銀成学園高校寄宿舎の管理人室のドアの
前に置かれた篭の中で、毛布にくるまれた可愛らしい
赤ちゃんがスヤスヤ眠っているのをブラボーが発見。
篭の傍らには置き手紙が一通。

「この子をよろしくお願いします。もう疲れました」

気配に気付いた赤ちゃん、ブラボーの顔を見るやいなや
蝶・大泣き。ブラボー大弱り。

慌てて管理人室に赤ちゃんを移したブラボーは、カズキ、
斗貴子さん、桜花タンに緊急召集をかける。

「とりあえず警察には連絡したんだが、こちらに到着するまで
しばし時間がかかるそうだ。俺はとりあえず換えのオシメやら
哺乳ビンやら買って来るから、その間この子をおまえ達に
お願いしたい。もう疲れました。」

三人(戦士長が逃げたーーーー!)

管理人室に取り残された、カズキ、斗貴子さん、桜花タン。
桜花はその腹黒さゆえに、赤ちゃんに拒絶される。
カズキは髪を引っ張られる。だが、赤ちゃんそこそこ満足。
取りあえず、斗貴子さんも挑戦。
ぎこちなく「いないいないばぁ」をする。
赤ちゃん大喜び。それが嬉しくて斗貴子さん、いないいないばぁ続行。
桜花に変な顔ですねと言われ、真っ赤になる。
そこで赤ちゃんの母親登場。大団円。斗貴子さんは少し寂しい。

赤ちゃんが行ってしまって寂しそうな斗貴子さんを見て

カズキ「斗貴子さん、赤ちゃん欲しいの?」
桜花 「じゃあ武藤くん、津村さんの為に私達が赤ちゃんを作ってあげましょう」
カズキ「そうだな〜オレも赤ちゃん欲しいかも…って、えぇええぇ――!?」
斗貴子「コラ何を勝手に!…じ、自分の子供くらい自分で産む!」
桜花 「あらそうですか、それじゃあどうぞ(笑」

ドンッ、と斗貴子さんの前に突き出されるカズキ。
向かい合って目を合わせたまま硬直している二人を置いて微笑みながら去っていく桜花。
二人の硬直は、ゴッソリ赤ちゃん用品を買い込んできた戦士長が帰ってくるまで続く…






Part20 833 名も無き萌戦士


いまだ泣き止まない赤ん坊。

桜「あらあら、困りましたね。泣き止んでくれないかしら」
斗「親がいなくて不安なのか?どうしたものか…」
カ「大丈夫!何を隠そう、オレは子守の達人だぁああ!!」
斗「キミは本当になんでも飛び出してくるな」

数分後、見事寝かしつけることに成功するカズキ。
すやすや眠る赤ん坊を見て

斗「こうして見ると、その、可愛いものだな。赤ん坊というのも…(ごにょごにょ)」
カ「斗貴子さん、抱いてみる?」
斗「え、あ、その…す、少しだけだぞ」
安らかな寝息を立てる赤ん坊を抱いて、ふと優しげな微笑を浮かべる。
カ「やっぱり赤ちゃんて可愛いよね」(ほっぺぷにぷに)
斗「ああ、そうだな」
まっぴー「なんかそうやってると、3人とも親子みたいだね」(なぜかいる)
斗「な、なななな、何を言って…!?」
カ「?」
斗(キミも少しは動揺しろ!!)

桜「あらあら(笑)」




Part20 864 名も無き萌戦士


宿舎の前の庭。
カズキ、斗貴子、桜花の奮闘によりどうにか赤ん坊を寝かし付けることに成功する。
斗貴子の腕の中でスヤスヤと穏やかな寝息を立てている赤ん坊。
それを覗き込む3人の顔もまた優しい微笑みに満ちている。

と、そこへ突然ホムンクルスの大群が襲来!
『赤ん坊ヲ〜、喰゛〜ワ゛〜セ゛〜ロ゛〜!!』

『!!』
咄嗟に反応する3人。

カズキ「そんなことさせるものか!いくぞ!武装・・!」
すかさず右手を左胸の前にかざしかけ・・なんともいえぬ気配に思わず振り返るカズキ。

斗貴子「ほほぅ・・・誰が誰を」
桜花 「食べる・・ですって?」
   『武装錬金!!』

赤ん坊を優しく、しかししっかりと両手に抱いたまま、宙を舞う斗貴子の体。
両手がふさがっていても、太股から生えた4本の処刑鎌は正確に、
いつもよりも迅く鋭い切れ味で、襲い来るホムンクルスを迎撃する。

一方対照的に、桜花はその場から一歩も動いていない。
だが・・静かな微笑みをたたえたまま、かざしたその左手の弓からは、
まるで幾筋もの光の流れのように、途切れることなく、そして音もなく、
恐るべき数の輝く矢が放たれ次々とホムンクルスを貫いていく。

カズキ「・・錬金・・」
その数瞬後。
まるで幻であったかのようにすっかり塵と帰ったホムンクルス達の居たあたりを見つめ、
突撃槍を片手に所在無げに佇むカズキ。
振り返ると、斗貴子と桜花に優しく覗き込まれた赤ん坊は、
なにがあったのかにも気付かない様子で相変わらずスヤスヤと寝息を立てている。

カズキ「女の人って・・強い」
ぽつりと言葉を漏らしながら、でもなんだかわからないが沸き起こる嬉しい気持ちに
口もとに微笑みを浮かべながら、カズキは2人の側に駆け寄った。




Part20 882 名も無き萌戦士


カズキ、斗貴子、桜花だけでは赤ちゃんの世話の人手が足りない上に
妙な噂が寄宿舎の生徒たちの間に広がるばかりということで、急きょ手伝いにかり出される3バカ+3の6人。
赤ちゃんの面倒を見る女手とその他の雑事や力仕事を賄う男手ということで、
男女のペア3組に別れて順番に世話をすることになった。

手伝い1番手はエロス岡倉とまっぴーのコンビ。
まひろ「なにをかくそう、私は育児の達人よ!」
どこからか用意した自前の保育士さんコスチュームでやる気マンマンのまひろ。
エロス「育児の達人って・・まさか、まひろちゃん!?」
まひろ「やだぁ、もう、何考えてるの?ツッコミ禁止!岡倉さんのエロスー!!」
赤ちゃんはなんだかよくわからないが、そんな様子にキャッキャと喜んでいる。

手伝い2番手は六升とちーちんのインテリメガネコンビ。
ちーちん「えーと、大事な点はですね、ミルクは哺乳ビンに入れてからも
     人肌程度にしっかり冷ましてあるかしっかり確認して・・」
たしなみとして学んでいる知識だが、男性はこうした事柄には不馴れだろう。
ちーちんが段取りよく説明しようとしていると、その横で説明の先を読むかの様にテキパキと準備する六升。
ちーちん「・・ずいぶん手際がいいですね、六升センパイ」
思わず感心してたずねるちーちん。
六升「そうかな?たまたま保育士の資格を持っているだけなんだけど」
ちーちん「六升センパイって・・何者!?」
赤ちゃんは満腹になったのか、スヤスヤと寝息を立てている。

手伝い3番手は大浜とさーちゃんの大小コンビ。
小柄なさーちゃんは驚くほどテキパキと働き、おっとり見守るばかりの大浜にも指示を出す。
さーちゃん「ええと、これはこう。あれはここ。あ、大浜センパイ。
      すみませんけどその棚の上の紙オムツ、取ってもらえます?
      私だと手が届かなくって。ブラボー寮長ってばもう、
      買ってきた荷物そんな高いところに詰め込んじゃうんだから・・」
大浜「あ、うん。えーと、これだね?」
棚の上の大きな荷物の包みを、踏み台も使わずヒョイと手をのばして軽々と下ろす大浜。
さーちゃん「わ、すごい。さすが大浜センパイ、頼りになるぅ。」
テキパキとオムツの準備を進めるさーちゃん。汚れ仕事でも臆するところはない。
大浜「そんなことないよ。沙織ちゃんのほうがすごくしっかりしてて、えらいなあって。
   きっといいお嫁さんになるね」
何の気なくそういって、せめて空いた包みぐらいは片付けようと手をのばす大浜。
さーちゃん「や・・やだもう大浜センパイったら。」
ちょっと恥ずかしくなって思わず手元の動きが速くなるさーちゃん。
同じく空いた包みを片付けようと手をのばし、大浜の手と重なる。
さーちゃん「あっ」
大浜「あ、・・ゴメン」
思わぬ出来事に顔を赤くして慌てて包みを片付ける大浜。
同じくちょっと顔を赤くしながら、残った紙オムツの包みを棚の上に片付けようとするさーちゃん。
しかし慌てていたためか、踏み台を昇ったところでバランスをくずしてしまう。
大浜「あぶない!!」
すかさず助けに入る大浜。間一髪でさーちゃんをキャッチ!というか下敷き。
大浜「いてて。沙織ちゃん、大丈夫だった?」
心配そうに助け起こしながら、問いかける大浜。
さーちゃん「は・・はい。センパイが支えてくれたか・・ら・・」
助け起こしてくれた大浜の手に抱き着くようにしがみついているのに気付き、
ハッとして飛び起きる。2人とも照れくさくなって、顔が真っ赤だ。
赤ちゃんはオムツをかえてもらって気持ちよいのか、機嫌よさそうに笑っている。

その後、寄宿舎の生徒の間では。
『武藤、ツムリン、桜花会長に続き・・あいつらまで?いったいなにがどうなっているんだ!?』
かえって余計な噂が広まったのは言うまでも無い。



Part20 942 名も無き萌戦士


カーニバル終了後の話

女性陣(リリアン3人組+斗+桜花)でカラオケに行こうということになり
斗貴子さんはイヤイヤ言いつつ、桜花はそういう経験があまりないからノリノリで
まひろたちの誘いに乗る。そして銀成市の町の中心に向かう時、カズキと出会い
その場のノリでカズキも参加した。

カ「変わらないその想いを〜いま〜」
さーちゃん「うわー!お兄さん何気にうまーい!」
斗「キ、キミにそんな特技があったとは…」
カ「なにを隠そう、俺はビブラートの達人だ!!」
斗「誰も聞いていない、誰も聞いていないぞそんなことは…」

御前「カズキンその歌を歌ってくれたのが嬉しいぜ!」
桜花が桜色に赤くなる
斗「な…貴様、勘違いにも程が!!」
さーちゃん「でも…ちょっとお兄さんこの頃カッコいいかも」
猫口で擦り寄ってくる
ちーちん「わ、私も…」
控えめに

斗「キミ達も!?カ、カズキは私の!!」
さ、ち、御「私の?」
斗「うう…」

まひろはなぜかDANZEN!ふたりはプリキュアとゲッチュウ!らぶらぶぅ?!を選曲し、斗貴子さんに
もう一つマイクを持たせていた




Part20 920 名も無き萌戦士


 トキコ氏、ヒーローショー会場でホムを補足。
 ホム、子供を食すのが大好き。ヒーローショーにドサクサまぎれに子供を襲うつもりらしい。
 ステージ裏では関係者一同ふっとばされてKO。ホムはそのままステージに乱入し、
あたかも怪人のように子供達に襲いかかる!

即、阻止しようとするも、幼少の頃のトラウマの為、子供の前ではさすがにブチ撒けにくい。
 しかし、ホムは今にも捕食行動をはじめようとしている。惨劇が始まろうとしているとき、
とっきゅんの苦渋の決断は・・・

 ホム『ウバァ〜くってやるぅうう〜』
 子供「キャーッたすけて〜(ショーの一環だと思いつつも恐がってる)」
??「そこまでだ!!!」
 ホム「? だぁれだぁ〜食事の邪魔をするヤツぁ?」

 ソコにはこの炎天下紙袋を頭から被り上から蝶・マスクを装着し、あまつさえ、
マフラーそうちゃくのとっきゅんの姿が。しかもわきわき動くバルスカがやたらと胡散臭い。

斗?「あ?え、えと、わ、私はズッキーニ星から来た、ブチ撒け戦士、カズキマン!
    貴様らの悪行、決してゆるしはし、し、しないぞ(棒読み)」

 羞恥と熱とで半ばヤケクソ気味に大根役者なとっきゅん。
が、一度アクションが始まると周囲の柱や壁を縦横無尽に撥ねまわり、
バルスカを使っての大立ち回りにおおハシャギの子供達。

 適当にホムをシバキ倒した後、物陰にぶっ飛ばし、お子様に見せないようにブチ撒け。

男『すーぱーでんじゃらすふらっしゅ〜〜!!』

斗?「ん?今、誰か叫んだような…?」

 ブチ撒け終了して、テキトーにショーっぽくポーズをキメ舞台裏に
   「やれやれ、大変だった」と華麗に着地し・・・

ブ「ブラボーだったぞ、戦士・トキコ」
カ「いやほんとにカッコよかったよ。トキコさん!」
                              ゴシャァ!!! 着地・・・失敗。
 斗「な、なな…い、い、いつから?二人とも?」

ブ「だって、なぁ?」
カ「たしか…」
ブ・カ「「ズッキーニ星からやってきたブチ撒け戦士カズキマン!!あたり」かなぁ」だったな」

 あまりの事に…だったら、手助けしてくれればよかったのに…_| ̄|○と言葉を失うとっきゅん。



Part20 976 名も無き萌戦士


 ブ「あやうく、すんでの所で取り返しのつかない事態をを招く所だった。
    その点を考慮し、命続くかりぎ、我々は次へと繋げなければならん。
   それが、錬金の戦士としての使命であり、義務であると思う。」

 斗「確かに。あの時、私がもっとしっかりしていれば…」

 カ「いや、トキコさんは本当にしっかりしてたと思う。何も落ち度はないよ。
    むしろ、責められるべきは僕達の方だ…」
 ブ「む、確かに戦士・カズキの言う通りだ。我らに隙があったことは認めねばな…」

 斗「ふたりとも…」

カ「そう!!あの時!!」   ブ「我らが!!」

 ブ・カ「「蝶・マスク(キメポーズ)をしっかり用意していれば!!」」

    斗「チョットまて!!一体、何の話だ!!」

カ「何の話って?「ブチ撒け戦士カズキマン」事に決まってるじゃないか。」
ブ「あの時、裏手にもホムンクルスがいたとはいえ、
   登場のタイミングを逸してしまったのは痛恨の極みだった。」
カ「僕もトキコさんがトドメを刺すときにフラッシャーで演出するだけしかできなかったし」
斗「・・・・・・」

 ブ「そうゆう訳で特訓だ!カズキマン1号!私は指令・キャプテン・ブラボー!!」
 カ「同じく2号! まずは名乗りと、キメポーズから!!」

斗「・・・・・・・好きなだけやっててください。帰って寝ます」




Part20 979 名も無き萌戦士


そこに立ち塞がる影二つ!
秋水「3号参上!!」
桜花「あらあら、それじゃ、私はピンクかしら?」
斗「! おまえ達まで、何のツモリだ!!仮にも生徒会役員なら少しは止めたらどうだ?」
桜「どうしてです?子供達との交流はそれほど悪いことには思えませんが?
  それとも、そんなに止めたければ、敵側の『悪の女幹部』でもなさいます?」
斗「・・・何をふざけたことを・・・むしろソッチの方が似合ってるんじゃないか?」
桜「(カチン)あらあら、忘れてましたわ。「悪の女幹部」は大抵お色気ムンムンムチムチでしたわね。
   あなたはやはり、ピンクが似合っているかもしれませんわね?」
斗「ふざけるな!!一体、何のはなs…な、なんだ? ?…なに?」

 男3人 「「「じ〜〜〜〜〜〜っ…」」」
斗「な、何だ、ジロジロといきなり…」

   男三人 「「「ま、ガンバレ、ピンク」」」(ポン×3)

 斗「君達は失礼だっ!!」




Part20 982 名も無き萌戦士


パ「パピ!ヨン!それじゃ、俺がピンク役をもらうということで!」
斗「待て、なぜ貴様がここにいる!?」
カ「そうだぞ。むしろお前は悪の幹部だろ」
桜「たしかに、服装のセンスからしてそれっぽいですね」
ブ「待て!戦士・カズキ、桜花!たしかに服はそれっぽいが、同じ蝶・マスク装備では…」
秋「じゃ、長官役ってことで」

四人「「「「それだ(です)!!」」」」

パ「よし、それじゃ爆発をバックに蝶・サイコーなポーズを決めよう!武藤、演出をたのむ」
カ「応!さ、斗貴子さんもいっしょに」
斗「ちょ、待って…」

パ「カズキマン出動!」(ポーズとりつつ)

ブ「ブチ撒け戦士!」
三人「「「カズキマン!!!」」」(どーん!!)

斗「もういい…もういいから、帰らせて…」

しかし、ちゃっかりポーズだけはとっている斗貴子さんだった。




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